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非化石証書2025年度第3回オークション、FIT証書と非FIT証書で対象的な結果に

日本卸電力取引所(JEPX)は2026年2月25日から27日にかけて、非化石価値取引市場の2025年度第3回オークション結果を公表しました。FIT証書では多くの売れ残りが発生した一方で、非FIT証書では買い入札が優勢の傾向が続くなど、対象的な結果となりました。

FIT証書 売り入札量の増加で大幅な売れ残りが発生

FIT非化石証書を取引する再エネ価値取引市場では、売り入札量が717.8億kWhと大幅に増えたことに対し、買い入札量が188.8億kWhとなり、同量が約定しました。各回の市場拠出量と約定量の合計のうちの累積需要量の割合は、多くの売れ残りが発生したことから、前回から10%ポイント下落の43%となっています。約定平均価格は0.4円/kWh、約定最高価格は.4.0円となりました。

再エネ価値取引市場の推移。※累積約定割合(%)は、各回の市場拠出量と約定量の合計のうちの累積需要量の割合(出典:日本卸電力取引所より筆者作成)

なお、2025年度第2回オークションの結果については、こちらの記事を併せてご覧ください。(参考:非化石証書2025年度第2回オークション、FIT証書の需給割合は53% | Reivalueメディア

非FIT証書は買い入札優勢 売り入札量と同量が約定

高度化法義務達成市場の非FIT非化石証書(再エネ指定なし)では、買い入札量は前回より減少し、34.7億kWhとなりました。これに対して、売り入札量は10.0億kWhと少なく、同量が約定しました。優勢の傾向は依然として続いています。約定価格は上限価格の1.3円/kWhでした。

高度化法達成市場の推移(非FIT再エネ指定なし)。※累積約定割合(%)は、各回の市場拠出量と約定量の合計のうちの累積需要量の割合(出典:日本卸電力取引所より筆者作成)

非FIT非化石証書(再エネ指定あり)でも買い入札量優勢の傾向が続き、買い入札量27.2億kWhに対して、売り入札量は8.2億kWh、約定量は売り入札量と同量となりました。約定価格はこちらも上限価格の1.3円/kWhとなっています。

高度化法達成市場の推移(非FIT再エネ指定あり)。※累積約定割合(%)は、各回の市場拠出量と約定量の合計のうちの累積需要量の割合(出典:日本卸電力取引所より筆者作成)

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