観光庁は2020年1月17日、「訪日外国人消費動向調査」の2019年速報値を発表しました。これによると、訪日外国人(インバウンド)の旅行消費額合計は約4.8兆円で、7年連続で過去最高を更新しました。前年と比較すると、6.5%もの伸びとなっています。
国別でみると、消費額第1位の中国は約1.7兆円、第2位は台湾で約0.5兆円、第3位は韓国の約0.4兆円でした。昨年より、中国、東南アジア、欧米豪からのインバウンドが増えたことが好調の要因とされています。
また、1人当たり旅行支出は15.8万円と、こちらも前年より3%の増加となりました。特に、2019年10月から12月期では、ラグビーワールドカップの影響もあり、過去最高の17.0万円となりました。
訪日旅行者数も過去最高の3,100万人を突破
同じく1月17日、日本政府観光局(JNTO)が公表した2019年の訪日外国人旅行者数は、約3,188万人でした。前年比2%増となり、こちらも過去最多の記録を更新しています。政府が掲げる、訪日外国人旅行者数を2020年に4,000万人という目標達成に向けて、順調な伸びといえるのではないでしょうか。
韓国からの訪日客は伸び悩んだものの、新規就航や増便などにより東アジアからのインバウンドが増えたことや、前述のスポーツイベントなどによって、年の後半にかけて大きな伸びとなりました。中でも、中国からの訪日客数が959万人となり、国別の訪日客数の中で初めて950万人を突破しました。
東京オリンピックが開催される2020年は、この勢いがさらに増すことが予想されます。関西国際空港のゲートシティである泉佐野を拠点とし、ゲストハウス事業を展開する弊社では、国内外のお客さまのお喜びいただけるようなサービスを充実させてまいります。当社の一棟貸しゲストハウス事業「Sano San Chi」へ、ぜひ一度お立ち寄りください。スタッフ一同心よりお待ちしております。