2020年11月30日、Jクレジットの第10回入札販売の申請受付スケジュールが公表されました。申請受付期間は、2021年1月13日(水)~2021年1月20日(水)17時必着で、郵送のみの受付です。
販売量は「再エネ発電」が25万トン、「省エネ他」が10万トンと、それぞれ前回より5万トンずつ増加しました。これに伴い、1者あたりの入札上限量もそれぞれ15万トンと6万トンに引き上げられています。
Jクレジット需要は右肩上がり。落札額も上昇
Jクレジットの活用用途として近年増えているのは、CDPやRE100といった国際イニシアチブへの報告です。再エネ発電由来のJクレジットは、CDP質問書やRE100達成のための再エネ調達量としての報告が認められています。そのため、第4回入札から「再エネ発電」と「省エネ他」に分かれて入札が実施されています。
それぞれの入札結果は下記の通り。国際イニシアチブへの報告が認められるなど、需要の高まりに応じて落札価格も上昇しています。
(出典:Jクレジット制度事務局ウェブサイト)
Jクレジットは他にも、省エネ法や温対法の定期報告への活用や企業の自主的なカーボンオフセットの取組みへの利用も可能です。
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